1948-11-18 第3回国会 衆議院 不当財産取引調査特別委員会 第15号
但し、大分縣の第一区に保戸島という遠洋漁業の島がありますが、そこの零細漁民が、戰爭中に百艘からの遠洋漁業のまぐろ船があつて、それが戰爭に徴発されて一艘もなくなつてしまつたというので、昨年來水産局に参りましてこの船の建造及び企業認可を申請するということにつきましては私は非常に盡力をいたしてやつたのであります。ところが、復金から金を借りることについても零細農民なるがゆえに手持の金がないのであります。
但し、大分縣の第一区に保戸島という遠洋漁業の島がありますが、そこの零細漁民が、戰爭中に百艘からの遠洋漁業のまぐろ船があつて、それが戰爭に徴発されて一艘もなくなつてしまつたというので、昨年來水産局に参りましてこの船の建造及び企業認可を申請するということにつきましては私は非常に盡力をいたしてやつたのであります。ところが、復金から金を借りることについても零細農民なるがゆえに手持の金がないのであります。
大きな港湾でない本当の漁業のみに用います港でありますとか、或いは港以下の小さな船だまり、こういうふうなものは、從來水産局においてやつておるのであります。これはやはり漁業の基地でございます。
○千田正君 重ねて質問いたしますが、先般來水産局がこういうような構想でやつて行きたいという請願を我々に提出しました。それに對して參議院としましては積極的な方向に行くべく示唆したのでありますが、その意味において今度の水産廳設置案なるものが、大體過般我々に提示されたところの政府案なるものに、多少でも參議院の意向とするものが加えられておるかどうかという點においてはいかがですか。